造園業を営む家庭に生まれた足立 洋さんは、緑に囲まれた環境の中、家業を手伝いながら、樹木の特性、剪定・移植、造園全般について研鑽を積み、これまでに城北公民館、ソフトビジネスパーク、大径木の移植（浜乃木の元禄桜）、個人庭園など様々な造園・植栽工事を手がけてきた。また、樹木医の資格も有し、前述の城山周辺の松の養生なども行っている。
　現在は、松江造園協同組合の若い有望な後継者の指導にも力を入れ、松江の庭造りの伝統を次代へとつないでいる。